2015年08月04日
30代 豆ママさまからの相談です
今年77歳になる父のことです。家族構成は母(64)姉(38)私(30)です。私と姉は結婚し家を出ています。
父は会社会長という立場の人間です。1代で会社7を立ち上げ10年余りで事業所を広げ、ワンマンで仕事が趣味という人です。もともと、性格的に気性が激しい一面もありましたが、いつも家族内で会話が絶えず父も小さい頃の話などいろいろと話してくれる人でした。
ですが、年が明けたころに急に「引退する」と言い出したのです。周りにしてみたら急に引退されてもやりかけの事業もあり困ってしまうのですが、1度言い出したらきかない人です。各事業所の管理者が集まった場で引退表明をしました。ただ、実質は一線を引いただけで現状は現役を維持しておりあちこち飛び回り確かに忙しくしています。
また、年齢も年齢ですので身体的にもきつい部分はあるかと思います。
ただ、2月を過ぎた頃から母に対する猜疑心が強くなり、そこから家族全員への敵意を出すようになりました。
最初は他愛のないことでした。自分の湯飲みがとりにくいところにはいっていれば「わざとそんなところにいれたんだろ!!」
自分の下着が裏返っていたら「わざと裏返しにしたんだろ!!」と。
そして次第にエスカレートし、母が父にかけていた医療保険の担当者が毎月小さな花瓶に花を飾りにくるのを見て「お前はどんだけの生命保険を俺にかけてるんだ!!俺を餓死させようとして飯をくわせないんだな!!」と家に帰ってくるなり怒鳴られたそうです。(実際は、毎日食事を食べさせていましたが、野菜が少ないだの、肉がないだのとケチをつけてはいました。)その日から父は母の手料理を口にしなくなり、毎日スーパーの惣菜を食べています。母はすぐにその保険を解約し、解約証を父の目に着く場所においておいたそうです。それをみて保険内容が単なる医療保険のみで死亡給付金がないことを知るとその保険の担当者に文句をいうと怒鳴りだしたのです。その方が同じ地域のかたということもあり母は必死に止め 大きな騒ぎにはなりませんでした。
私が実家に帰った際も母に対し「口も聞きたくないし、顔も見たくない。お前がやっていることはあんまりだ。」といい「お前たちは俺に対する感謝が足りない」「はやく俺がいなくなればいいと思っているだろ」と私たちからするとまったく見に覚えのないことで怒鳴られました。
以前から父には「自分が会社のお金を 悪用しようとしていると母が思っている」という思い込みがなぜか父にはありました。
それは、母が会社の経理を担当していることもひとつの理由かもしれません。
ただ最近は母が心配でなりません。仕事で遅く帰れば家の玄関の鍵をかけられ閉め出され、泣く泣く台所の勝手口から入ったら「○○(会社のNo2)と泊まってくるんじゃなかったのか!!」と
怒鳴られ、よくよくみると玄関からリビングに通じるドアすべてにつっかえ棒や内鍵がかかっていたり。
また、出張から帰れば「あれを触った。これを隠した。壊した。」と全く身に覚えのないことで怒鳴られる。母が仕事から帰ってくるなり、「何を俺を見張っているんだ!!」と怒鳴られる。
それを母はずっと黙って言い返さず聞いているそうです。言い返せばどうなるかわかりません。さずがにまだ手をだすことはありませんがコップを床に投げたりすることはあるそうです。
先日母は「いつまでもつかわからない。でも今のお金に不自由しない生活がおくれているのはお父さんのおかげだからがんばる。お母さんがいなくなったらお父さんの世話は誰もできないし。」私は、やりきれない気持ちでいっぱいでした。
最近は認知症になったのではないかとも思っています。ただ、プライドが高い人ですし、今は私たち家族に対しての敵意がすごく話をすることもままなりません。
認知症であれば早く受診し、内服治療などをはじめたいと思っていますが、本人は全くそんなこと思っていませんからどうしたらいいのか。
よきアドバイスをお願いいたします。
心理カウンセリング
こんにちは。豆ママさま、お悩みの件、拝見いたしました。
大変ご苦労されているようで、心中お察しします。
お父様の精神状態を脳科学的にご説明いたします。
お父様の暴言は、認知症が関連しています。認知症は、左脳の老化です。
予防の為に、計算やドリルをするのはその為です。
左脳は、理性脳・知性脳と呼ばれています。一方右脳は感情脳です。
通常は、左脳が感情(右脳)をコントロールしています。
ところが認知症により、左脳が働かなくなると、感情のコントロールが出来なくなり
今の状態になった訳です。
本来、性格が穏やかな人であれば、問題はないのですが、不満があるのに
押さえていたり、言いたいことを言わなかった人が、認知症になると
ガラリと人格が変わったようになるケースが増えてきています。
対処方法は、かなり難しいのですが、プライドを褒めたり、良い気持ちに
させてあげて、おだてることも重要です。お父様が望む事を、やって差し上げて
機嫌をそこねないようにすることです。
大変ですがお父様は、病気であることを自覚しできるだけ、笑顔で接してください。
そこで、こちらの要望(病院に行くなど)も聞いていただくことです。
父は会社会長という立場の人間です。1代で会社7を立ち上げ10年余りで事業所を広げ、ワンマンで仕事が趣味という人です。もともと、性格的に気性が激しい一面もありましたが、いつも家族内で会話が絶えず父も小さい頃の話などいろいろと話してくれる人でした。
ですが、年が明けたころに急に「引退する」と言い出したのです。周りにしてみたら急に引退されてもやりかけの事業もあり困ってしまうのですが、1度言い出したらきかない人です。各事業所の管理者が集まった場で引退表明をしました。ただ、実質は一線を引いただけで現状は現役を維持しておりあちこち飛び回り確かに忙しくしています。
また、年齢も年齢ですので身体的にもきつい部分はあるかと思います。
ただ、2月を過ぎた頃から母に対する猜疑心が強くなり、そこから家族全員への敵意を出すようになりました。
最初は他愛のないことでした。自分の湯飲みがとりにくいところにはいっていれば「わざとそんなところにいれたんだろ!!」
自分の下着が裏返っていたら「わざと裏返しにしたんだろ!!」と。
そして次第にエスカレートし、母が父にかけていた医療保険の担当者が毎月小さな花瓶に花を飾りにくるのを見て「お前はどんだけの生命保険を俺にかけてるんだ!!俺を餓死させようとして飯をくわせないんだな!!」と家に帰ってくるなり怒鳴られたそうです。(実際は、毎日食事を食べさせていましたが、野菜が少ないだの、肉がないだのとケチをつけてはいました。)その日から父は母の手料理を口にしなくなり、毎日スーパーの惣菜を食べています。母はすぐにその保険を解約し、解約証を父の目に着く場所においておいたそうです。それをみて保険内容が単なる医療保険のみで死亡給付金がないことを知るとその保険の担当者に文句をいうと怒鳴りだしたのです。その方が同じ地域のかたということもあり母は必死に止め 大きな騒ぎにはなりませんでした。
私が実家に帰った際も母に対し「口も聞きたくないし、顔も見たくない。お前がやっていることはあんまりだ。」といい「お前たちは俺に対する感謝が足りない」「はやく俺がいなくなればいいと思っているだろ」と私たちからするとまったく見に覚えのないことで怒鳴られました。
以前から父には「自分が会社のお金を 悪用しようとしていると母が思っている」という思い込みがなぜか父にはありました。
それは、母が会社の経理を担当していることもひとつの理由かもしれません。
ただ最近は母が心配でなりません。仕事で遅く帰れば家の玄関の鍵をかけられ閉め出され、泣く泣く台所の勝手口から入ったら「○○(会社のNo2)と泊まってくるんじゃなかったのか!!」と
怒鳴られ、よくよくみると玄関からリビングに通じるドアすべてにつっかえ棒や内鍵がかかっていたり。
また、出張から帰れば「あれを触った。これを隠した。壊した。」と全く身に覚えのないことで怒鳴られる。母が仕事から帰ってくるなり、「何を俺を見張っているんだ!!」と怒鳴られる。
それを母はずっと黙って言い返さず聞いているそうです。言い返せばどうなるかわかりません。さずがにまだ手をだすことはありませんがコップを床に投げたりすることはあるそうです。
先日母は「いつまでもつかわからない。でも今のお金に不自由しない生活がおくれているのはお父さんのおかげだからがんばる。お母さんがいなくなったらお父さんの世話は誰もできないし。」私は、やりきれない気持ちでいっぱいでした。
最近は認知症になったのではないかとも思っています。ただ、プライドが高い人ですし、今は私たち家族に対しての敵意がすごく話をすることもままなりません。
認知症であれば早く受診し、内服治療などをはじめたいと思っていますが、本人は全くそんなこと思っていませんからどうしたらいいのか。
よきアドバイスをお願いいたします。
心理カウンセリング
こんにちは。豆ママさま、お悩みの件、拝見いたしました。
大変ご苦労されているようで、心中お察しします。
お父様の精神状態を脳科学的にご説明いたします。
お父様の暴言は、認知症が関連しています。認知症は、左脳の老化です。
予防の為に、計算やドリルをするのはその為です。
左脳は、理性脳・知性脳と呼ばれています。一方右脳は感情脳です。
通常は、左脳が感情(右脳)をコントロールしています。
ところが認知症により、左脳が働かなくなると、感情のコントロールが出来なくなり
今の状態になった訳です。
本来、性格が穏やかな人であれば、問題はないのですが、不満があるのに
押さえていたり、言いたいことを言わなかった人が、認知症になると
ガラリと人格が変わったようになるケースが増えてきています。
対処方法は、かなり難しいのですが、プライドを褒めたり、良い気持ちに
させてあげて、おだてることも重要です。お父様が望む事を、やって差し上げて
機嫌をそこねないようにすることです。
大変ですがお父様は、病気であることを自覚しできるだけ、笑顔で接してください。
そこで、こちらの要望(病院に行くなど)も聞いていただくことです。
Posted by クラリオンヒーリング
at 23:07
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